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2003/11/04 |
Sさんから久々のご報告です。
Sさんより
車載用のインバーターを改造しようとしたのですが、失敗しました(泣)。フェライトコアのトランス、MOSFET、マルチメータ測定25KHzと結構よさげだったので、ユニバーサル基盤に部品を移し、2SD1407Aを使ってフリップフロップという回路の出力でMOSFETをオンオフさせるつもり・・・ワニグチクリップ燃えました(汗)
うーん・・・
MSD6Aのコーナー見ました。マルチスパークもいいんですね。
http://www.rohm.co.jp/en/capacitor/what2-j.html
にコンデンサの充電時間を利用して時間遅れを作る。とあったので、CDI2のトリガ回路の0.3μFのコンデンサの容量を増減したものを複数組み合わせるとマルチスパークが可能なのかな?と、素人考えですが・・・
今度はこれを試してみたいです。(自作HIDの部品も揃ってるんですが、ホコリかぶってます。)
2003/12/05
Iさんからご報告。
CDIはチマチマとやっています。先日ようやくトランスを巻いて実験しました。
トランスの手巻きっていうのは初めてですが、結構まともに電圧は出るものなんですね。
ただパワーMOSがやっぱ熱っちっちとなってしまっているんで巻き数が足りないようです。巻き直しが必要な様子。
ま、ボチボチとやっていくつもりです。
期待してます(^^)。また進みましたらご報告お願い致します。最近私も多忙に負けてやる気が、いや、ネタが尽きてきました(^^;。
2004/04/09
やっと大須に行ってきまして、追加のインバータ部品を購入してきました。実に4ヶ月ぶりの実験です。
←トランスが3つになりました♪。
SCRのアノード端子に接続している端までを増設しました。
また、付いていたネオンランプは1個に減らしました。
ケースも蓋付きに新調して(笑)、早速走行実験です。
トリプルにしたら点火コンデンサの容量を上げることができます。今までずっとツインインバータのままで、点火コンデンサは0.47μFのまま使っていたのですが、
1.0μFでは2ストローク550CCフルトラエンジン(LJ50)の場合6200回転で頭打ちでした。やはりインバータは肝ですね。トリプルにしたら1.0μFで7000回転近くまで廻すことができます。
トルク感も多少上がった感じです。といってもシングルをツインにしたときほど劇的ではなく、あ、良くなったなって感じです。性能的には十分だと思ってますので、とりあえず私の作ったLJ50用C.D.I.は完成域といったところでしょうか。
次は自作トランスとかに挑戦してみたいと思っています(^^。
満足〜♪。蓋を開けて自慢できるところがミソ(笑)。
配線図を含めたLJ50自作C.D.I.(SP-1203市販トランス使用)はこちら。
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2004/05/05 |
最初に5個作製して動作しなかった分を実験して頂いたTさんが自作インバータトランスを付けた実験機を持って遊びに来ました。Tさんは某大学の大学院生で電子工学を専攻されているとのこと、私なんぞ100人集まっても講釈言える立場ではありません(汗)。 |
回路はコイルをフェライトのEIのコアのものに巻いて作った自作トランスです。もともとはスイッチング電源から取り出したトランスのコアで(フェライトのコアでは高い周波数で発振させることができる)、1次コイルは0.8mmエナメル線を1メートルほど2本がけで往復(計2段)させ、紙を絶縁体として次に0.4mm線を30メートルほど(巻けなくなるまで)2次コイルとして巻いたもので、巻き線比は1:30くらいになります。
点火コンデンサはいきなり2μFです。トリガはTORYさんの回路でいえばCDI2の回路になっています。 |
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発振用のトランジスタは2SC2625に変更してあり、全波整流になってます。あと細かい部品がコイルに合わせて変更されていますが、はじめに私が作製したラグ基板のバラックのままなので、ノイズが載っかるかもしれません(汗)。
さて、Tさんは机上では動作させているものの、これを実際に車に付けて走行するのは初めてとのことで私もワクワクです。
まずエンジンをかけてみます。ちょっとアイドリングはがさつく感じですが、トリプルインバータの私のものより良さそうです。踏み込んでみるとあっという間に7000rpmまで回転は上昇し、何の問題もなさそう。
今日はいつもと違ってTさんを隣に乗せていつものテストコースを走行します。へぇー。あんなに小さなトランスが1個だけなのに全然トリプルインバータに負けていないどころか、80kmに届くまでの加速も2人乗りにもかかわらず、いとも簡単に今までの最速タイムをたたき出しました。これは市販のMSD、永井電子、WAKO含めて
実験中最高ということです。
感動している私に、Tさんは点火コンデンサは6μFまで上げても全然大丈夫だろうとの助言。本当かなと思いながらもとりあえず所持しているコンデンサを合わせて4.2μFまで容量アップして再度挑戦です。相当の点火時間延長は間違いありませんが、果たして高回転は大丈夫なのか??。 |
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中央右のダイオードが全波整流であることを物語る。 |
・・・何と、今度はアイドリングのがさつきが全くありません。ちょっと踏み込んでみてもMSDの複数放電やパワーエキスパンダー付きのWAKO等の市販品と同レベル
!いや!それ以上だと思います。
いつものテストコースを走行しました。おおおおぉぉぉぉ、凄いです!!!。2人乗りなのにまたまた80kmに届くまでの加速区間距離の記録更新です。これで間違いなく多くの市販C.D.I.の性能を遙かに上回っていることが
走行データから実証できました!!!。
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感動の波に噎びながら帰宅、バラック状態のC.D.I.に触れてみます。??!。全然熱を持っていません。SP-1203ではトリプルにしていてもこれだけ全開にして走行すると結構熱くなってましたが、これもまた驚きです。
今まではインバータの性能が回転数を左右してしまう状況でしたが、まだまだこいつのインバータ出力には余裕があります。MSDみたいに複数放電のC.D.I.はもともとは点火時間の延長を目的に作られていますが、インバータに余裕があって6μFという点火コンデンサ容量があれば低いインピーダンスの点火コイルと組み合わせても高回転を維持できた上に低速でも十分な点火時間が確保出来るわけです。
いやいや、もとはTORYさんの回路が基本とはいえ、フェライトのコアに手巻きのトランスでここまで高性能のC.D.I.を作ってしまったTさんには脱帽です。Tさん自身も流石にここまで煮詰めるの
に少しずつ触って半年かかったと言っていました(時間のある大学生には勝てませんね)。
しかし、この設計のままでは誰にでも出来るというレベルではありません。まずトランスの問題。同じ規格のフェライトのコアが入手できません。コアの大きさで周りの部品の規格が変わってくるのではテストするのにも敷居が高すぎます。
大須で規格品のフェライトコアが販売されているようなので、今度行ったときに購入してTさんの協力を得て、誰にでも真似をして同等品が作製できるように研究していきたいと思います。
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最後に私の疑問。なぜC.D.I.メーカーがここまでの製品を出せないのでしょう?。Tさんが推測するにはメーカーでは機械担当の技術者はいても、本当に電気の研究を専門とした技術者はいないのではないかとの
ことでした。
うーん。なんとなく納得したような?、キツネにつままれたような気分です。
ひとまずこのバラックC.D.I.は当分の間私が借りてテストさせていただくことにしました。また、煮詰めて報告していきたいと思います。 |

サイリスタはSF10JZ47 |
Tさんによると基本的な性能は、2003/07/25に報告したトランスの性能を上回っており、
点火コンデンサ 3μF
入力電圧 14Vくらい
発振周波数 30kHzくらい
最高放電可能回数 2000回/s以上いけたかな?_
無負荷電圧 350〜400Vくらいとのこと。
ちなみに2003/07/25掲載のトランスは
トランジスタ SC2625
全波整流
発振周波数 30kHz
最高放電可能回数(1μ) 2000回/s以上
最高放電可能回数(2μ) 1700回/s以上
無負荷電圧 260V
参考までにSP-1203(CDI3)では、
発振周波数 6.5kHz
最高放電可能回数 330回/s
無負荷電圧 360V
発信周波数は、適当なコンデンサがなかったことと性能的にこれ以上あげる必要がなかったので、この値に落ち着いたどうです。もっと上げられるとのこと。
6気筒6000rpmでは、300回/s放電しているので6μFどころじゃなく、このままでも10μF超えられるかも。
トランス巻くときには↓
http://www1.ocn.ne.jp/~pulse/ketugou.html
が参考になるかもしれませんと助言いただきました。
でも、このインバータが1つあれば、トリガと点火コンデンサ部分のみを多気筒分用意することでダイレクトイグニッション用のC.D.I.を作製できますね。わくわく・・・。
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